【3DMAX】フェイシャル(表情)を付けて各パーツをコネクションする

3Dでフェイシャル設定をする方法を紹介します。

まず、顔の元モデルと表情モデルを用意します。01

ここでは、happy,anger,sadの3種類用意しています。
動くパーツは、”face(顔)”、”mouth(歯&舌)”、”brow(眉)”の三つ。

※元モデルと表情モデルの頂点数は必ず同じにすること!

■モーファーの設定

02

①~③ 元になるモデル”face”を選択し、モディファイヤから”モーファー”を選びます。

④ ”空”と書かれている部分を右クリックし”シーンから選択”をクリックから
関連付ける表情モデルをクリックします。(face_happyなど)
すると、項目が追加され、数値をいじることで表情を付けることが出来ます。

 ※もし表情モデルを選択できないという場合は、頂点数が違う、もしくはモディファイヤに”ターボスムース”などがあるので注意。

同じ手順で、口、眉も行うとモーファー設定完了です。

■顔、口、眉の表情をリンクさせる

現状各パーツそれぞれ別々に表情を付けるようになっていますが、顔のパラメーターを動かしたら
口の中も眉も一緒に動いてほしいです。そんな時は以下のような手順で
パラメーターリンクを行います。

メニューの”アニメーション” > ”ワイヤ パラメータ” > ”パラメータ ワイヤリングダイヤログ”を選択し
ウィンドウを表示します(alt+5)

まずは face と brow をリンクしてみます。

03

①元になるモデルを選択し、②のボタンをクリックします。上図参照
ここではモーファーのパラメータをリンクするので、 モーファーのツリーを表示させます。

04

face_happyとbrow_happyのリンク設定を行います。上図

①face_happyとbrow_happyを選択状態にします。

②の矢印マークのいずれかを選択します。
<—> : 双方向接続。 どちらのパラメーターをいじっても動く

<—- : 短方向接続。browのパラメーターをいじるとfaceも動く。faceパラメーターにはロックがかかる。

—-> : 短方向接続。faceのパラメーターをいじるとbrowも動く。browパラメーターにはロックがかかる。

③”接続”をクリックしてリンクの決定。

同じ作業を、他の表情、パーツでも行い設定は完了です。

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