【MAYA】フェイシャル(表情)を付けて各パーツをコネクションする
キャラクターを作ったら次は表情を付けたいものです。
そこで表情のつけ方を簡単に紹介いたします。
①モデルを準備
基本となる顔モデルと表情モデルを用意します。
例として happy、anger、sad の3つを用意しました。
※注意点として、必ずmainと各表情モデルの頂点数は同じにしましょう。エラーのもとになります。
表情モデルは元モデルをデュプリケイトしたものを編集します。
データ構造としてはこんな感じ。
各名称もわかりやすいものにしておきます。
②ブレンドシェイプを設定
まず、下図のように表情モデルを選択(①)し、最後に元モデルを選択します(②)
※必ずモデルのヒストリーを削除しておきましょう!選択する順番も重要です。
下図の順に アニメーションタブに設定>デフォーマの作成>ブレンドシェイプの□をクリック>ブレンドシェイプの作成オプションウィンドウを表示。
ブレンドシェイプノードの名前を付けます。
適応(または作成)をクリック。
するとブレンドシェイプウィンドウに項目が追加されます。(ウィンドウ > アニメーションエディタ > ブレンドシェイプ)
表情が変わりました。現在だと顔のみブレンドシェイプ設定したので、歯や眉毛が動きません。
なので、同じ作業を歯と、眉でも行います。
③各ブレンドシェイプをリンクさせる
現在の状態だと顔、歯、眉それぞれ動かさないと確認できないという非常にめんどくさい状態なので
faceのパラメータの変更のみで歯も眉も一緒についてくるように設定していきます。
下図の順番で操作します。
①~② 接続エディタウィンドウを表示します。
③~⑥ ブレンドシェイプウィンドウの”face_Group”の”選択”をクリック > 接続エディタウィンドウ ”左側のリロード”をクリック
ブレンドシェイプウィンドウの”mouth_Group”の”選択”をクリック > 接続エディタウィンドウ ”右側のリロード”をクリック
それぞれweightのツリーを展開します。(ブレンドシェイプ設定されている表情名が表示されます)
※左側のリロードは必ず親となるモデル(ここではface)をリロードしてください。
⑦ face_happy>mouth_happy、face_anger>mouth_anger、face_sad>mouth_sad
の順番で接続していく。
これで、faceのブレンドシェイプパラメーターを動かすだけでmouthスライダーも一緒に動くようになりました。
続けて”brow_Group”の”選択”をクリックし右側にリロードして同じ要領で接続します。
以上!
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