パーティクルを作ってみよう

Unityには「Shuriken Particle」というパーティクルエンジンが最初から搭載されています。
これを使うことによって簡単にパーティクルを作ることができます

パーティクルというのはどういうのかと言いますとこんな感じ・・・

とても簡単に作れるようなのですが、初心者の私に取ってはなかなか難しい・・・。
後で自分で見返してもわかるように整理しつつまとめていきたいと思います

まずは新しいプロジェクトを作ってまっさらな状態にしましょう。

shuriken

そして下記のように [GameObject]→[Create Other]→[Particle System]を選択。

Hierarchyに「Particle System」というオブジェクトが追加されます。
Sceneを見ると既に何かが動き始めていますね。

shuriken02

Hierarchyに「Particle System」をタップするとInspectorの項目に「Particle system」というのが表示されます
この項目が細かい設定をすることができる項目になります。
設定の組み合わせでいろいろなパーティクルを作れるようになります。
実際触りながら試してみてください。

基本用語:「エミッタ(Emitter)」パーティクルを発生させる元

shuriken03

1:Duration(継続時間)
Durationでは、エミッタがパーティクルを発生させる時間を秒で指定します

2:Looping(ループ)
Durationで設定した時間になったら、そのままループさせるか、終了させるかを指定します

3: Prewarm(事前実行)
予めパーティクルを飛ばしておく事 ※PrewarmはLoopingがOnの時だけ効果があります。
発生しはじめを見せたくないときに設定します。
例えば、常に出続けている火や煙など、既に発生しているものに使います

4:Start Delay(発生遅延)
エミッタが配置されてからパーティクルが発生し始めるまでの遅延時間を設定します
※PrewarmがOffの時にだけ効果があります。

5:Start Lifetime(寿命)
パーティクルが発生してから消滅するまでの寿命を秒で設定します
【詳細設定】

  • Constant:設定した通りの値で実行される
  • Curve:発生から終わりまでの発生量と時間をカーブで制御することができます
  • Random Between Two Constants:発生するパーティクル毎に指定した2つの定数の間でランダムに実行されます。法則通りではなくランダムにすることで自然な感じになります
  • Random Between Two Curves:↑と乱数の合わせ技。より自然になります

6: Start Speed(初速)
パーティクルの発生初速を設定します。いろいろ数字を変えてみると何となくわかります

7:Start Size(初期サイズ)
パーティクルの発生時の大きさを設定します。いろいろ数字を変えてみると何となくわかります

8:Start Rotation(初期回転角度)
発生時の回転角度を設定します。初期の丸いモデルだと回転しててもわかりませんねw
違う形をアタッチしてみるとわかりやすいかと思います。

9:Start Color(初期色)
色を設定します
こちらも細かい設定ができます。

  • Gradient:グラデーションをつけることができます
  • Random Between Two Colors:2つの色を指定し、ランダムで実行
  • Random Between Two Gradient:グラデーションをつけた2つの色をランダムで実行

10:Gravity Multiplier(重力)
重力方向を決めます
数値がプラスで下向きへ、マイナスだと上向きへ重力をつけられます

11:Inherit Velocit(継承速度)
これはエミッタが動いた時に、その動いた方向に対してパーティクルを飛ばす事ができます。数値はその速度。
数字をいれた後Scene上で「Particle System」を選択し移動すると効果がわかりやすいですね

12:Simulation Space(発生場所)
飛ばしたパーティクルが独自に飛んでいくかエミッタの動きにくっつくかを設定。
Localに設定するとパーティクルがエミッタの動きに合わせて動きます。一方Worldにするとパーティクルはエミッタの位置を変えても一定方向に飛んでいきます。
こちらもどちらかに設定した後に、Scene上で「Particle System」を選択し移動すると効果がわかりやすいですね

13:Play On Awake(発生タイミング)
エミッタを世界に置いた瞬間に発動させるか、命令あるまで沈黙させるかを指定します。

14:Max Particle(最大パーティクル数)
1:Durationで設定した時間内での最大パーティクル数を指定します。
指定した数発生し終わると終了します

いったんここまで!
実際数字をいれたり、動かしてみたりすると理解が早いかと思います!
ここからの続きは次回!

疲れた!

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